次のデザインとか、今後の仕事とか難しい話

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仕事、デザインの話は、難しい難しいと言う理由について。
その理由を書きますし、どうするのかを考えます。

受注するって言っても

仕事を受注出来るのは、信頼と安全と固有の魅力でしょう。
なんて書いても一面的ですし、それらを持っていても認知されていなければ無理ですし。

個人的にはこの3つがないと、商売としての品質は保証出来ないと思います。しかし、それはざっくりとした言葉でしかなく、具体的にそれをどう行動で示すか、それを表現するかまで網羅されていません。
このままでは単なる標語であり、精神論的な話になりがちです。

 
新しいデザインって何ですか?って難しいですよ。
最近流行の照明器具とか言っても・・・・それ、昔に似たような物ありましたよ。とか。
じゃあどういう語り口で説明しますとか、そんなこと簡単出来るスキルないですもん。
 
成功してる人や会社だって、そんなの今後も同じように出来るかなんてわかんないでしょ。
だからその成功例を模倣すれば良いなんて、簡単な話ではないということ。

ノウハウをコピーすれば、最低限のレベルは脱出出来るでしょう。ただし、もともとがコピーである以上は、その後に役に立たなくなったら、またコピーするんですかってという話。だけどコピーすることがリスクを小さくするなんて保証もないし、そんなマインドだから新しいことへの一歩を踏み出す勇気もなかなか持てないのかもしれませんね。

デザインなんて人の主観や、好み、教養、知識、環境にも左右されるから難しいというか複雑なんすよ。
だから本当に本質は何なの?なんて永久に答えがないようなもので。
海であてもなくもがいているような、抽象的な感覚なのかもしれないですね。

後からではなんとでも言える

ワールドカップの日本代表じゃないけど、後からではなんとでも言えますよ。
香川の守備がひどいとか、本田のボールさばきが駄目だとか。
でも、次のワールドカップまでなにをすべきかというのは難しい。
なんとでも言えるけど、それが正解かは結果が出るまでわからない。
 
道筋がわかっていて、答えが決まっている試験でも難しいというのに、答えもわからないものなんて難しいと言っても仕方がないと思いますよ。言う通りにすれば、給料も増えて、評価も貰えて、デザインがなんたるかもわかって、幸せになれるなら悩まないし、こんなブログも書きませんって。

さてさてどうしますか?

うーん難しい・・・・。
じゃあ、どうすればいい。
自分の答えに自信を持てるのか。
それに確証は、可能性は。その先に安定はあるのか。
 
それに答えられる人はいるのか、それは重要なことではないはず。
ここから先のことは、自分で答えを出すしかない。
今までのことを清算して、可能性を探るしかない。
 
今までのことから考えると、古い慣習の中で曖昧な認識をもとに行動している。
それでは前に進めない。

クライアントとの人間関係を築き、下請けさながらの扱いで、自らの営業を行わないということ。
過去から芸術家が富裕層に飼われていた流れをそのままに。
そして、職人がそのまま経営者になるという流れもそれを促している。
それもこれも、近代から現代にかけて確立されたスタイルである。
また、曖昧なままにしていること、見ないようにしていることがあるはずです。

答えを探すというより、足下を見つめ直すというほうが先ですね。
あと現状と、本質を知るべきだということ。曖昧さが妥協と、不安を増幅しています。
ということを踏まえて、今後の行動を考えるべきですね。

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