設計経営課題について【序文】

建築設計の経営課題について、メス入れます。
書き出したらキリがないけど、全部やるつもりでやるよ。ただ、基本的に組織事務所で働いた経験がないから、若干の想像が混じるのは勘弁ください。

根本的に

根本的に建築設計の仕事は、クライアントが強すぎる問題に直面します。これが、根本的かつ大問題です。
例えば、クライアントが黒を白と言えば白になるというくらいに強くなる事がまかり通るようになります。
逆に言うと、設計事務所が弱すぎます。言われるがままなのです。原因は設計事務所の経営があまりにも戦略不足なのです。

経営と設計

設計の仕事は、近代的なスタイルとして明治から始まり、戦後に完成しました。それまでは、大工の世界に組み込まれていたと思います。この説は調べる必要ありますが、日本で設計に特化した教育が始まったのは、帝国大学が出来てからです。
戦後に海外の建築家を見本に、丹下健三がトップに立って発展しました。
その中で、竹中のようなゼネコンだけではなく、個人レベルの中小設計事務所が乱立するに至ります。
しかし、あくまで設計は請負業としての側面に固定され、他のクリエイター業界と同じく過酷な仕事として成長しました。
ちなみにアニメクリエイターが低賃金なのは、手塚治虫が鉄腕アトムの仕事をするのに、コスト削減で低く設定したからです。そして何を勘違いしたか、それを放置してしまった業界があります。
なぜそうしたか?低賃金でもアニメが作りたかいという美談に酔ってしまったのです。最悪ですね。
日本人は真面目な気質と言われますが、それも嘘です。江戸時代までは、けっこうのんびりしててルーズな面ありました。
これは筆者の想像ですが、日本人が今のようになったのは、明治後半からの近代化と根本的軍隊の民間浸透が大きいです。徹底的な効率と、しステム化を推し進めていくにあたり、国民を教育しました。そして、戦後には軍隊式が、民間にも拡散して高度成長を支えたと思います。
それが、手塚アトムの話です。崇高な目標の為に、自分の利益を滅して成し遂げようとするスタイル。美談ですが、アニメクリエイターに悪しき十字架を授けたのも手塚治虫と言えます。
そのような流れが、さまざまな分野でも浸透したのです。
このような事も知らない経営者も、多くいそうです。妄信的に過去の仕事のやり方を反復している場合も、かなり多くあります。

このように課題は、かなり根が深いものがあるので、段階的にかつ戦略的に対応しなくてはなりません。

無理ゲーとは言えない

そんなん無理ゲー。
クリア出来ないなら、もう転職しよ。
というのが正常でしょうね。
本来なら、ここまで非効率な業務に専念するなら転職して、福利厚生のある会社で残業もない仕事が勝ち組かもしれません。
いや、もう一回人生やり直すなら、もっと効率の良い仕事にします。

だが、待ってほしい。
そんな事出来ないし、やり残してることに気づいてほしい。だから、この記事を書いています。
攻略困難と思われる状況に、メスを入れないで成仏出来ようか?という事であります。

書く事多すぎ

この話の欠点は、書く事多すぎ。
草生えるレベルだよ!って事かな。
なので、少しずつ書いていきますね、
とにかく書きまくります。
そこから磨き上げていきます٩(๑˃̵ᴗ˂̵๑)۶ °

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