ブログをベースとする理由

いろいろネット界隈を見てきての経験や、考察を書いてます。ちょっと長めになりましたが、個人的な経験をもとに、まとめてみました。

まず最初に

なぜこれを書こうと思ったかと言うと、今になってブログを再開してみて、またブログを続けようと思ったポイントとかを書いてみたいなと思いました。

とはいえ、現在においてブログは衰退というか、メジャーに君臨していません。今あるのはnoteというサービスが、個人ブログ的な部分の受け皿として稼働率は上がっているみたいだけど。その理由は、アクセス数と収益力があるからでしょう。SNSサービスは、常にアクティブ数(利用者数)と収益力により、勢いが変わる事がよくあります。

というような、歴史を振り返りつつ、自分なりにブログについて考察していこうと思います

YouTubeの前はブログだった

YouTubeが流行る前にネットを賑わしていたのは、ブログでした。2010年頃ぐらいのことでTwitterが登場し、拡散力が大きくなったのと同時にブログが拡散していきました。

理由は、アフェリエイトや、広告収入で十分な利益が入ったことと、他に競合するサービスがないこと、ブロガーが有名になったことなどです。ニュース記事に混じって、一般人のブログ記事が扱われたりしていました。

しかし、同時期にニコニコ動画、数年後にYouTubeと動画コンテンツがどんどん画質が良くなり、コンテンツとして強くなり、収益を拡大していきました。そうなると人はニコニコ&YouTubeに集まるようになり、その次はInstagram、その次はTictokというように、人々は、その時代にあわせて場所を変えて交流しています。

サービス乱立状態の現在

そして、現在はさまざまなサービスが乱立している状態です。共通しているのは、一般人がネットを通して交流したり、発信したり、有名人になれたり、課金や広告収入により収入を得ることが可能という点でありますね。

生活にどう関わってくるか

たぶん、SNSサービスでいちばん文化的に貢献したのは、ニコニコ動画のボカロとか踊ってみたとか、トップYouTuber達だろうと思います。ボカロは1ジャンルを築きあげ、YouTuberは経済やエンタメ、情報の流れを一変させた。最近だと、イラストレーターやコスプレイヤーなどの創作活動、ホリエモンやトランプなどの著名人の主張にTwitterが利用されているスタイルは、世間的にも定着してきましたね。Twitterは情報ツールとして、今も影響力があります。

一般人的には、コミュニケーションツール(メール、電話の延長的な)という側面も大きいですね。FacebookやTwitterはまさにそれだし、Instagramも一部の有名人、創作活動してる人、企業以外は、基本的はコミュニケーションツールだと思います。

部活、サークル活動的なことの延長だったり、単なる飲み会だったり、仲のいい人達のたまり場だったりします。

コミュニケーション系については、生活にどこまで影響するか、精神的に負担が少ないか、どこまで拘束されるかというのもポイントです。サービス利用を始めても、数日、数ヶ月から2年程度で利用を辞める人が多いです。利用してからずっと続くかどうかは微妙で、続く人は続きますし、出会った人と相性良ければ結婚する人もいますが、かなり稀です。

受験、仕事、結婚、子育て

よくあるのは受験とか、結婚で辞めてしまう人が多いですね。女性の場合は出産も入ります。ようするに、ネットしてる場合じゃなくなり、利用頻度が減るか、アカウント削除となることが多いです。あとは、仕事に追われてフェードアウトするか。

そして、飽きるか、嫌になってやめるかのどれかという感じですね。という事で、長らくネットを見てきましたけど、そんなに長く続くコンテンツとか、コミュニティはというのは、そう多くないんじゃないかなと思います。

個人的に、長寿の界隈として知ってるのは、シムズというゲームのTwitter界隈くらいです。このゲームは珍しく、女性のユーザーが多くて、シリーズを通してのファンがおり、少なくとも10年くらいは、人が変わりつつも交流しています。独身から、出産して、また復帰という珍しい状況があったりします。

いかに軽くて、深みを出せるか

というような状況で、個人的な発信ツール、コミュニケーションツールとしてベースとしての選択肢は、ブログ(個人サイト)なんじゃない?という答えになりました。

理由は

  • 見たいときに見ればいいし、見る人の時間の余裕にあわせる事が可能です。見る側に負担を軽減しつつ、コミュニケーションが可能です。
  • やり方を工夫すれば、音声も、動画も利用可能。かつ、他のサービスに誘導したらLIVE配信も利用可能。
  • 長文が書けるので、じっくりと考えを伝えられる。かつ、電車の中でも、どこでも読める。(ただし、長文を読んでもらう工夫は必要)
  • 雑誌のようなものなので、配信側の表現方法はいちばん豊富に工夫できるのではないか?という気もしています。文章+音声とかも可能です。
  • 絵とか写真のギャラリーとしても使える。これに変わるものはInstagramくらい。Twitterはギャラリー機能は未熟。
  • 個人で運用しているので、運営とか気にしなくて良いし、法律違反さえしなければ良い。ある意味、秘密基地的な感じもするし、個人商店的な感じもする。
  • LIVE配信や、オフ会などしない限りは、読者同時同士での接触はないので気軽です。(ただし、コメント欄は管理必要。増えてくるともめることもありそう)いろいろ気をつければ、負担になることは少ない。
  • 読者は、嫌になっても見なければ良いだけ。あとコメント欄の名前も、自由に変えられるのでトラブル回避がめちゃくちゃ簡単です。また、いつ見てるかとかも大事なことではなく、唯一あるのはコメントくらい。
  • 問題は炎上だけど、余程のことしないと一般人のブログなんて炎上しないし、最近は聞いたことないです。炎上しても、今どき犯罪でも起こさない限り、すぐ忘れられます。
  • 交流はTwitterでも出来るし、ブログの場である必要はないので、ある意味自由です。
  • スマホが進化して、アプリも進化しているので制作、執筆も簡単な上に5Gになれば動画、音声も容易に共有可能。あとはサーバーの容量が心配なだけ。

ということなので、うまいことやれば楽しいと思うし、クリエイティブだし、とにかく軽い感じで見れます。めちゃくちゃ多忙でも、疲れた電車の中でも。っていうのは魅力あるなーって。

あと軽いと言っている、コミュニケーションの部分は他のサービスでもカバー出来ます。LIVE配信アプリはいくらでもあるし、匿名質問も可能です。ラジオ的な事も簡単に出来るのです。

恐らく、それでもブログが盛り上がらないのは、収益化が難しいからです。なので、選択する人が少ないんだと思います。あとは、初見さんを捕まえにくい、出会う機会が少なすぎることだと思います。

より手軽に、簡素な手続きで、ローリスクを望んでるんじゃないかなぁって思います。

ただ、自分の場合は収益よりも、いかに創作活動を深めるか、負担の少ないコミュニケーションが可能かが大事なので、ブログがいーなって思いました。

ということで長くなりましたので終わり。

読んで頂けたならありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ

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