たぶんだけど意思が強くなるのも、弱くなるのもパターンがあるし、構造的な問題が大きい。あと、軸がブレる原因になりやすい。
弱体化の原因
弱体化の原因のひとつに、軸がぶれるということがある。軸というのは、自分自身の感情や意思であり、それが感情的にブレる、集中力が散漫になるような動揺をするということ。
動揺するから感情の揺れも大きくなり、軸が揺れてしまうのである。そこで動揺しなければ、自分をコントロール出来ると言っても過言ではない。
何故動揺するのか?
動揺とはなにか?
「動揺」とは、感情が揺れ動き、不安や混乱が生じる状態を指します。現象としては、心拍の上昇、呼吸の乱れ、集中力の低下、否定的な思考のループなどが見られます。また、行動面では焦燥感、意欲の喪失、または行動の制御が難しくなるといったことが起こることが多いです。
つまりこういうことだし、それによる派生の行動となる。
この状況は繰り返されると、脳に記憶され無意識に反応するようにスキーマと言われる思考のプロセスに定着します。
スキーマとは、過去の経験や学習によって形成された思考の枠組みや認知のパターンを指します。人はスキーマを用いて情報を素早く処理し、状況に対応しますが、この枠組みはポジティブなものにもネガティブなものにもなり得ます。たとえば、失敗経験が多いと「自分はうまくいかない」というネガティブなスキーマが形成され、新しい挑戦時にも不安や否定的な反応が出やすくなります。スキーマは無意識に自動的に働くため、思考や感情のパターンが固定化される傾向があります。
これが無意識な反応の正体とも言えるものになります。
スキーマが無意識に働くことで生じるのが「自動思考」と呼ばれるものです。自動思考とは、特定の出来事や状況に対して瞬時に浮かぶ思考で、意識的な判断をせずに出てくる反応です。スキーマがネガティブなものであれば、その反応も否定的であったり不安を引き起こすものとなります。これが無意識な反応の正体で、日常生活の中で繰り返されるうちに習慣化しやすいのが特徴です。
この自動思考やスキーマの影響は非常に強く、意識的な意思とは異なる行動をとってしまう要因となります。意識では「こうしたい」と思っていても、スキーマによって形成された自動思考が無意識に引き起こされるため、結果的にネガティブな行動や回避行動が生じてしまいます。
特に過去の経験が強く影響する場合、その思考パターンが深く根付いているため、無意識に選択や行動を決定づけます。このため、現実的には「行動したいのにできない」「前向きになろうとしても難しい」という葛藤が生まれます。
スキーマと自動思考を変えていくには、まずその存在に気づき、時間をかけて新しい思考と行動のパターンを意識的に作り直すことが大切。

自動思考が動くとき
自動思考は、必ずしも本人の望みと一致しません。むしろ、過去の経験や感情に根ざしているため、多くの場合、本人の望みや理想とは逆の方向に働いてしまうことが多いです。
自動思考は生存や安全を確保するために迅速に反応するようにできていますが、その反応が必ずしも適応的だったり、現在の状況に合っているとは限りません。たとえば、「失敗したくない」「傷つきたくない」という恐れがスキーマに基づいていると、新しい挑戦の場面で自動的に「無理だ」「また失敗する」という否定的な思考が生まれ、望む行動ができなくなります。
これは脳が「かつての経験から学んだことを守ろう」として無意識に行っている反応で、必ずしも本人の希望やポジティブな目標をサポートするものではありません。このため、望む方向に進むためには、自動思考を認識し、それが現在の望みと一致していない場合、意識的に新しい思考パターンに変えていく必要があるのです。
習慣とは
これを踏まえると、「習慣」というのは無意識に繰り返される行動や思考のパターンそのものであり、スキーマと自動思考が大きく関与しているものと言えます。習慣は、意識的に何かを考えたり決めたりする必要がないため、脳のエネルギーを節約する役割を持ちますが、スキーマに基づく自動思考がその習慣の根底にある場合、必ずしもポジティブな結果につながるとは限りません。
このことを踏まえて、パターンを変える工夫が必要であり、それは意識的より無意識に反応するところまで浸透させる必要があるということです。