建築設計って入口がどこかで全然違う。
設備の人は設備だけ、家具の人は家具だけ、看板屋さんは看板だけ、厨房は厨房だけ。
いろんな専門職があって、それぞれの業界の仕事をしている。
なのに建築設計として、建築意匠をする人は全部のことで知識を求められる。
なんで?範囲広すぎでしょ!って思う。
特に、商業店舗はホントいろんなことを網羅しないといけないです。
基本的な建築全般から、意匠的なデザイン(看板とか、広告販促の設置)まで網羅。
加えて飲食店だと、厨房とかオペレーションとか。
それらすべてが設計図に集約されて、責任を持つことになるんだから。
なにこの難しさ!
それに加えて、経営的なことも考えて仕事を増やしていかないといけない。
いや分担出来るっしょ。それぞれの専門に任しておけば・・・・・・。
ってそんな簡単にはいかないし、責任ありませーんってならない。
なのに、この独学っぷりはなんだろうか。
もし大学のときに、商業建築コースってあったら迷いなく行ってたなと思う。
それらしい本もないし、議論もなくて(自分の身近な界隈ですが)。
どうなってるんだこの業界はって、迷子の迷子のアレな感じ。
でも、どうやらこれは一本の川だと気づいた。
上流でいろいろ資本持ってる人が考えたことを、下流でキャッチしてコピーして消費する。
そのサイクルなんじゃないかと。
ふぅ・・・・。
愚痴はここまでにして、この商業デザインと職種のボーダーについては根っこが深い。
またマネジメントも非常に大きなウェイトを、占める内容の問題だと思います。
克服すれば逆に武器になるけど、振り回されて損するパターンも考えられます。
いい加減もやもやするのもあれなので、ブログに書いた。
こういう話もどこまでオープンソースで、どこまで議論出来るのかもそろそろ知りたいわ。
なんでもかんでも、密室でいい話じゃないでしょっていう不満もあるのです。
そうやって変な業界ルールが熟成されているようで、デザイナーとしては問題だと思うからです。
どこまで自己責任?どっからは仕組みの話?とか。
もやもやして、しんどいばっかじゃね。
Win-Winで、ちゃんと仕事して成立するようにしたいですね。
と、とりあえず勢いで書いた。
でもまだまだ書ききれない話が山盛りだな・・・。