創作のクオリティを上げる為にも、楽しむ為にも必要なのは構造を知ること、整理してトライアンドエラーを繰り返すことだと思います。
間違ったアウトプットしても
そもそも創作というのは、自分の中にあることをアウトプットすることにあります。なので、正しい知識とか、技法を知らないとアウトプットするものの質が下がってしまうわけです。
ということは、インプットをおろそかに出来ないということが前提としてあるのだと考えています。絵を描くなら、描くものの構造や知識、歌ならリズムや音階を知らずにはアウトプット出来ないはずなんです。そこを丁寧に出来るかが重要です。
もっと大事なのは、この流れの構造を経験として理解しているかいないかです。これは、あらゆる事に通じていて、おそらく何でも出来てしまう人は、この理屈を知っているから、結果を出すのではないかと思います。
間違ったアウトプットの同情を求めても
なので、間違ったアウトプットに同情を求めても、結果は満足出来るものにならないというのが、結果だと思います。このブログも、絵もですが、まだまだ未熟で、アウトプットとして水準に達していないので評価されないのは当然でしょう。
そこが、創作界隈にある悩みの本質だと思います。水準に達しない限りは、人の反応は素直なものです。
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自分が発信したものに、ネットで反応がないのはそのレベルに達していないだけの事です。リアルならば、その他の反応を確認することが出来ますが、結局のところ評価されるには、評価される理由があります。
なにがきっかけになるかは、本当に様々です。同じことをしても反応される、されないは差が出ます。下手くそでも、タイミングとかキャラでカバーされることは、ざらにあるでしょう。
正解は無数にある
正解は、ひとつではありません。だからこそ、基礎体力を上げる為にも、整理しないといけないと思います。こういう分析も、整理のひとつです。
なぜ評価されるのか、評価される人に魅力は感じるか、自分の作品の反省点はとか振り返り、研究しないといけません。そして、改善することがわかれば、それを克服する。
トライアンドエラーを繰り返すしかなく、エラーを減らすためにも正しい知識をインプットする必要があるということです。
この、めちゃくちゃ当たり前のことを愚直にしている人が、成長したり評価されているはずです。(たまに天才的な人もいるでしょうけど)
おそらく、予習、復習をちゃんとしなさいという子供のときに習うあれが、このことを言ってたのかもしれないです。このことは、如実に人間力に直結している可能性もあります。
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なぜ評価されない
経験から言うと、この振り返りをしないまま、なぜ評価されない?うまくいかない?という質問そのものが非生産的であり、他人攻撃につながるからです。
問題は、目の前の現象を改善することであり、過去の評価は変えようがありません。
トラブルが起きたときに、役に立たない人ほど犯人探しを始めて攻撃したり、評価が悪いのはまわりが悪いと考えたりするのは無意味です。
だから分析は大事ですが、感情的になっても意味がないし、そこが分岐点ですし、人間力なのです。簡単に言えば正念場で、ここで他人にベクトルが向くか、自分や状況がどうかに、向けられるかが重要なのです。
しかしながら、自分に向けたベクトルも物事を構造的に見る目がないと逆効果です。失敗を悔いたり、評価されない自分を貶したりするようなことになっては、冷静に物事が判断出来ていません。
あくまで、自分がどのような位置で、どのようなパフォーマンスで、どのような効果を出しているのか。などを他人のせいではなく、自分の立ち位置を判断するためです。
これも人間性に関わりわ自罰的、自虐的にならないようにしないといけません。この件は個人的にも、創作的にも重要なポイントです。「思考のベクトル」を、適切に向けられるか、これこそが、重要な事なのです。
だからこそ、その過ちに気づくには、物事の構造を意識して、整理して考える事ではないかと考えています。
このブログは、ベクトルを自分に向ける為に再開しました。刺激としてTwitterの利用を継続していますが、あくまでベースをブログにして、思考のベクトルを自分に向けています。そして次は、そのベクトルを冷静に分析することが必要になっています。
この内容は、いろんな人を見てきて、自分の行いも反省して考えた事です。愚直に、冷静になることは困難ですが、鍵はそこにあります。