何をもって面白いとするのか?
リアルな空間を3Dに出来たら満足か。
いや本当にそれが建設されれば満足なのか。
きれいな写真が撮れれば満足なのか。
なんか違うような気がします。そこには興味ないというか心が動かない。
そういうことではないような気がするのです。
綺麗なショールームに行っても、はぁそうですかという感じがします。
綺麗な写真を見ても、すぐに飽きてしまいます。
綺麗な動画を撮っても、すぐに飽きます。
綺麗なだけでは面白くないような気がします。
何が面白いのかを追求しないと
自分にとってどう感じるのか。
他の人に提案するにあたって、何を伝えるのが面白いのか?
なぜ、面白いのかを説明できるか?自分で面白いと感じるのか?
これを自問自答しないといけないんだと思うのです。
それはデザインでも、アートでも同じ。
提案するにしても、自分で楽しむにしてもそれが明確であるべきことなのでは?
それを説明できないと、どうしても気持ち悪いというか、満足出来ないんですよね。
なんとなく面白いでは、なんとなくぐらいの程度しか面白くないんです。
今はいろんなものが溢れてて、思考しなくても楽しめる時代です。
だから面白くないというか、お金を出せばいくらでも楽しめるみたいな感じ。
楽しむのもスタイルが決まってて、どっかで嫌になるんですよね。
こうすれば面白くなるスタイルです。
あなたにあうスタイルはこんなパッケージです。
というのが気持ち悪くて、そこに没頭する気になれない。
これが面白いです、世間ではそう言われてますとか言われても冷めるのです。
パッケージ商品ばっかりでは退屈なんです。
自分で理解している前提があれば、既成品も楽しめるんですけど。
そこが揺らぐと、既成品なんて見たくもなくなるというか、何も感じないです。
空間をモチーフにすることだけは理解してます
結局のところ、建築を絡めるような表現にしたいということは決まってます。
それを失ったら意味がないというか、軸がないというか。
だけどそれをどう表現にまとめるかが、見えてこなくなります。
建築デザインを主軸に生きてきたからこそ、そこは根っこだと思うのです。
何が面白いのか?
どうすれば満足なのか?